コロナ時代の生き方

peopleです

9都道府県の緊急事態宣言が6月20日まで延長されるようだ。何という時代なんだろう。ついこの間、日本中が休み状態に入ってから早や1年があっという間に過ぎ去っていった。この延長で本当に突き落とされる飲食店がたくさん出てくるような気がする。みんなみんな2019年という年はいやなこと以外に全く思い出も何もなかった1年が過ぎていったのだと思う。

女優の深田恭子さんが適応障害と診断された。適応障害とは、何らかのストレスが原因で心身や行動面に症状が表れ、日々の生活が困難になる状態のこと。不眠、頭痛、腹痛、めまい、倦怠感、気力減退、食欲不振などの身体的なもの、極度の不安や焦り、集中力低下、感情の高ぶり、緊張による多汗や震えなどの情緒的なもの、無断欠勤、大幅な遅刻、過食や過飲、破壊、ギャンブル依存などの行動的なものという主に3種の症状があるという。

深田恭子さんの場合は「芸能人は適応障害になりやすい」と言われるいくつかの背景があり、仕事柄、内容・場所・人間関係などが変わりやすいうえに、「多くの人々が関わるため緊張感が高く、個人のストレスが軽減されないまま長期化しやすい」と言われる。

恐らく、誰もかれもコロナのおかげで、このうちの1つ以上の物を経験していると思う。たとえ自分で気づいていなくても経験していると思う。うつ病とは違って、ストレスの原因がはっきりしているため、それを取り除くことで症状の改善につながるが、うまくいかなければ慢性化して苦しみが長期化する怖いものだという。これだけ世の中の人々を苦しめるものは戦争以外に他にないものだと思う。