ワクチン格差

peopleです

イスラエルで新型コロナウイルス用の3回目のワクチン接種が開始されているという。その話はちらほら聞いてはいたが、最初から複雑な心境であった。なんとなく金持ちが金に物を言わせて、3回目に進んでいくような・・・・。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスあたりも計画中と聞く。

意図は2回まで接種したが免疫力が低下している可能性があるのでその再強化らしい。
WHOが言うにはワクチンの75%を10か国で占有しているということで、低所得国の接種率はなんと2%であり、医療従事者へも接種できてない国があるという。#ワクチン格差 だ。何という不公平感と世界感染拡大が一層進んでいくのではないかと懸念もある。

どなたかのコメントで世界中に溺れている人がたくさんいるにもかかわらず、もう救命道具を着けている人にさらに救命道具を渡すようなものだと言ってられた。ワクチンが余っているのであれば、そういう困っている途上国に回したいという気持ちが湧かないのであろか、不思議な感覚を覚える。もちろんワクチンは感染を防ぐという目的はあろうが、今や感染による重症化や死亡を減らすというのが目的のはず。

いつも#後進国は先進国の後塵 で、すべてのことに犠牲を払わなければならない。貧しい人間が富める人間の下で犠牲になっている図式はどこでも同じである。ワクチンなんて言うものは、生きていくための最低限の権利であり、本来そんなものは金で買ったりするものではなく、公平でなければならない。

恐らく後進国では毎日、見えないところで多くの人たちがいろいろな病気、食糧不足、戦争などで子供も含めて命を落としているのであろう。この図式はいつまでたっても大きくは変わらない。我々は生まれてきて、何のために生きているのだろう。自分だけ、家族だけの為に生きているのだろうか。オリンピックは何のためにやっているの。世界中の人が幸せになる為にやっているのではないんだろうか。

むなしいこと、不公平なこと、ひどいことが多すぎる。日本も早くワクチンを打ちたい希望者には早く打ってあげて、余裕が出てくればそういった後進国にもワクチン支援を行えばいいんだが・・・・。

ホームレスとワクチン
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3回目のワクチン波紋
「3回目ワクチン」の波紋 デルタ株が浮き彫りにする世界の格差 | 毎日新聞 (mainichi.jp)