バス通り

people

貴方の優しさが  いまも心に残されて 出会った時のその情景が 映画の一コマのように


流れる時と 飛び散る笑みが  切なく交差して 心の隙間を埋められぬ日が 二人に訪れた


走り出したバスの窓に 映るその横顔に さようならの言葉さえも つげられず 立ち尽くすだけ


思い出すのは あの頃のこと いつも会ったカフェテラス 窓の外に見つめた港 いつも話した未来

二人見つめたその先に 光が見えなくて 言葉もなく 遠い海をいつまでも見つめていた

いつもあなたの前では うまく生きて見せるなんて それも僕には とてもできないはずのことだったけれども

哀しいことなど知らなかったよ ただひたすら目の前を 生きるあなたの姿だけが 僕のすべてだったよ

走り出したバスの後を 見つめていた僕は さようならの言葉さえも つげられず 立ち尽くすだけ 


想い出だけが 繰り返されて 目の前を流れてゆく 生きてくことのむなしさだけにただ打ちのめされて 走り出したバスの後を 見つめていた僕は 

さようならの言葉さえも つげられず 立ち尽くすだけ

/ つらい苦しい時に聴きたい心に沁みる曲・音楽、哀しみ切なさ優しさを唄う – Page 100 (sutekinapeople.com)

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