津田梅子

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広瀬すず演じる「津田梅子~お札になった留学生」をテレビで見た。津田梅子という方は大変偉い人で江戸末期~明治にかけて女子教育に力を入れて、津田塾大学の前身を作られた方だとは知っていました。

梅(後の梅子)は6歳の時、いわゆる「岩倉使節団」に随行し、米国へ渡った。日本初の女子留学生だ。17歳で帰国し、日本のために力を尽くしたいと希望を膨らませるが、明治時代は梅が希望するような女子教育に携わる仕事はなく、壁にぶち当たる。

梅は米国で、どんな相手にも自分の思いをしっかり伝えることが大切だと学ぶ。帰国後は当然、女性に従順さを求める当時の結婚に反発した。女性は自立して、もっと自由に生きるべきだと訴える。留学の仲間たちは次々と結婚するが、梅は「立場に関わらず、誰でも学べる女子のための学校を作る」という夢を貫いた。

今まであまり広瀬すずさんのドラマとか映画を見たことがなかったが、今回のドラマを見て、とても芯のある、見ているものを引きずり込む力のある女優さんだと思った。可愛いだけで、もう少しチャラチャラした人かと思っていたが、その演技力は綾瀬はるかさんの「JIN」 に近いものがあり、思わず涙ぐんで見てしまった。

すずさんの言葉に「何で女優さんはきれいでいなきゃいけないんだ?と思っています」「いい人より悪い役をやりたいです。正当化されすぎちゃって、自分自身も。真面目で一生懸命な、人から愛される人の役が多かったので。自分の中にある毒を一回デトックスしたいです。そういう役をやっていくと、経験が増えるのかな思います」と言われている。

是非、いい女優さんになってください。これからは応援したいです。大きくはばたけ、すずちゃん。


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