2024年の子どもの#出生数が70万人を割りました 、合計特殊出生数が1.15になってしまい、生まれてくる子供が70万人を割りましたと政府は騒いでいる。若い人たちはどうなんだろうか?本当にこの数字を見て驚くのだろうか?
これは大変だと、若者たちが実感するのであろうか?
答えはNOだと思います。恐らくそれが何なの、その数字っていったい何なのってことになって、それでおしまいであると思う。それは何故なのか!

大人たちは、少なくとも大変だ、何とかしなければと思う人たちはこの70万人とか1.15という数字にただこだわっているように思えてならない。確かにこの先、急激に若者が減り、人口が少なくなれば、世の中がうまく起動しなくなったり、物が足りなくなったりする世界になるかもしれない。だからそういう世に中になったら確かに大変だと思う。
でもそういう事を大変だ、何とかしなければと考える時、70万人とか1.15という数字が重要なのかなあ?
大事なことはそんな数字ではなくて、どうしたらみんなが#満足できる幸せな社会 になるのかという事を第一に考えなきゃいけないんじゃないの!
そういうことを考えないで70万人だの1.15って言っているのはおかしいでしょ。誰もかれもが幸せになれるには、どうしたらいいのかを考えないから若者たちは誰も共感しないんでしょ。
このままの社会であれば、70万人とか1.15という数字が改善すると思いますか!
何がこういう子どもが少なくなってしまう社会を生んでいるのだろうか。それは多くの人が幸せであるという事を感じていないからではないのだろうか。
若者はかつてのように、大学を出て、いい会社に入れば、それなりの給料を貰って、結婚をして2,3人の子どもを産んでなどという考え方ができなくなってきているよね。
若者は知っています。結婚するには将来が不安であると。結婚して子どもを作って、きちんと育てるほどの収入が貰えるのかと不安であることを。若者の多くは先々のこと、自分たちの将来を考えると不安なことがたくさんあるのだと思います。
女性も感じています。一生懸命働いて、自分の仕事を見つけても、子どもを産む時にきちんと休暇を取って、また元の仕事に本当に戻れるのだろうかと。共働きをしても、きっと相変わらず男性の残業が長くて、結局、女性に子育ての負担が被せられるだろうという事を。
結局、世の中の仕組みはここ何十年の間、ほとんど変わってきていなくて、若者にとっては気持ちの失せる社会構造になってきているということを。

この国が右肩上がりであって、多くの人が一生懸命働いていれば、活気があって多くの人が幸せ感を感じていられた昭和の時代はそれなりにいい時代であったのかもしれない。核家族ではなく、じいちゃんばあちゃんもいて、親戚もいとこも友達も近くに多くいて、楽しさも感じて、#何とかなるという時代 であったのだろう。
大事なことは、誰もが幸せになれるような公平な社会を作り、誰もかれもが自分のやりたい仕事ができたり、きちんと働けば、きちんと生活ができて、きちんと子育てができるような社会や習慣を作ることが大事なことであると思う。そういう社会を作ることが大事であって、数字が大事なのではないんです。
そうでないと、これから先、若者達はスマホなどに熱中したり、嫌なことから逃げてしまったり、懸命に、楽しく人生を過ごそうというPLANが浮かんでこないのかもしれない。

みんなもっと、活き活きと生きていこうよ。もっと前向いて生きていこうよ。それでないと何のために生まれてきたのかが分からなくなってしまうよ。