#若者世代とスマホ

若者世代の中でも1990年代から2010年代生まれの人達をZ世代と呼ぶようになっていますね。
WEBで見るとその特徴として生まれた時から#スマホやSNS に囲まれていてYouTube、TikTok、Instagramなどを情報収集や自己表現に活用し、情報の真偽に敏感で、口コミやレビューを重視するとあります。確かに当たっていると思いますし、この世代の人と話をするとこちらの言ったことの真偽、内容を確認されてハッとすることがあります。それは恐らく常日頃スマホを見ている習慣によるものだと思います。

更に個性的であること、#自己のアイデンティティ の表現を重視すること、SNSでの自己表現やコミュニティ参加を通じて「#自分らしさ 」を大切にするとあります。経済不安や就業不安定も身近に感じて育った人も多く、消費意欲は薄く、コスパ・実用性・投資的価値という現実面を重視するとあります。バブル崩壊の後でもそれまでの暮らしを大きく変えずに、結構それなりに買いものをしたり食事をしていた世代とはやはり一線を画しているようです。

失われた30年と言われる時代の中で、周りの生活環境が大きく影響していて、私たちの過ごした時代とは大きく変わり、想像できないほどに心理状態が違っているのかもしれません。かつて「新人類」とか「ゆとり世代」などのいろいろな世代が現れてきましたが、そういうものとは全く違う世代であるという感覚です。
恐らくは、#経済不安や就業不安定な時代 を目の当たりにしたことや、時期的にスマホ中心にSNSが世の中に浸透したことが一番の原因なのでしょうね。

#SDGs、環境問題、社会的公正 に敏感でもあり、購買行動にもエシカル消費やサステナブル商品を選択する傾向とあります。これらは本来我々の時代でもやらなくていけない事であったが、なかなかやれなかったことでした。ボランティアやオンライン署名なども積極的に参加するケースもあるという。何となく、本来のあるべき若者の姿に戻っているのではないかと感じてしまう。

今一つ日常で感じてしまうのは、かなりの人が余りにも#スマホに依存 してしまっているのではないかということです。電車に座ると前の座席の全員が同じ格好をしてスマホを覗いている。最近では学生から年配者、男女を問わずの姿である。電車に乗ってくる際も、降りていく時もスマホを覗きながら歩いていく。時々そういう姿を冷めた目で見てしまうことも少なくはない。
19歳~64歳男女1万人のある調査では63%~75%の人が依存していると回答している。スマホ時間が12時間を超えると「依存症」と診断されるそうです。日本人の#スマホ依存 はインド、韓国に次いで世界3位とも言われているという。

決してスマホを否定するわけではない。確かに若者たちは情報収集や自己表現に活用、情報の真偽に敏感で、口コミやレビューを重視することなど重要なことだと思います。個性的であり、自己のアイデンティティの表現を重視、SNSでの自己表現やコミュニティ参加を通じて「#自分らしさ 」を大切にするなどとても素敵だと思います。更にはSDGs、環境問題、社会的公正に敏感で、購買行動にも選択する物の傾向などに社会のリーダー的世代行動を感じます。

ただ気になるのはChat GBTなどを初め、いろいろな情報、知識を簡単に習得し、発揮できると思いますが、逆に自分自身で考え、物を想像するということに弱くならないかという懸念があります。情報量では優れてくるが、想像力、創造性にはどうなんだろう。
ある研究によると現代の若者にとってスマートフォンは、生活必需品でありながら、脳や感情の働きに大きな影響を与える存在となっている。便利さの裏で、知らず知らずのうちに#集中力低下 や#感情の不安定化 を招くメカニズムがあると紹介されている。確かに次から次へと新しい画面がパッパッと移っていくと、集中力の低下や不安定さが否定できないような気がします。長期的には、深い思考や計画力が必要な作業への耐性が弱まると言う人もいる。また、心の安定が崩れ、イライラや気分の落ち込みが日常化することがあるとも紹介されている。

先ほども言いましたが、スマホ利用を否定するものではなく、のべつ幕なしで見ているのではなく、有効に使うことには大賛成です。そして自分というものを失わずに、時には本などを手に取ってその時間にあてるとか、或いはのんびりと1日、#スマホなしで過ごす日 を決めるとかすることをしたらどうだろうと思う。
現代の若い人たちにスマホに埋もれるのではなく、スマホと相談しながら立派な大人になって欲しいと望みます。

現代の若者達

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