哀しいワンちゃんの物語

peopleです。

先週テレビで紹介された実話物語。5歳の女の子が幼稚園でいじめられていて、とても寂しい思いをしていたので、お父さんに頼んで、よその家から犬を貰ってきた。その女の子は家の近くの駅から次の駅石岡駅まで電車で幼稚園に通っていたけれど、とても可愛がっていたそのワンちゃんは毎日その女の子を駅まで送って、また3時半になると駅まで迎えに行っていた。

女の子が年長になってもいじめが収まらず、とても幼稚園に行きたくなかった朝に、ボーとしてた女の子は、乗った駅でいつものようにワンちゃんを電車から降ろさないうちに発車してしまい、終点の石岡についた時、運転手が出てきて『こら、どこの犬だ。お嬢ちゃんの犬ではないよね。」って言われ、あまりの剣幕に首を横に振ってしまい、犬は運転手に追い出されて逃げていった。

その朝と帰りに女の子は探してみたが、どこにも見当たらず、家族総出で探してみたけど結局、見つからないままで終わってしまった。

時は40年以上流れ、その女の子は45歳の女性になっていた。その成長した女性はある日テーブルの上の新聞に目が行った。昔、石岡市立東小学校に保護された学校で可愛がられていた雑種犬の記事と写真であった。そのワンちゃんはまさしくあの時、可愛がっていたワンちゃんだった。慌てて、石岡に飛んでいった。

そのワンちゃんはやはり、あのワンちゃんだった。あの日石岡市立東小学校に紛れ込み、生徒に可愛がられ、小学校で飼われていたとのこと。でも不思議なことに「タロー」と名付けられたその犬は、午前と午後の決まった時間に東小学校から石岡駅までの2キロの道のりを毎日通い続けていたとのこと。タローが亡くなるまで17年間も。#タロー はその女の子を迎えに石岡駅に通っていたのでしょう。女性は後悔の念と哀しみで涙が止まらなかったといいます。この実話は映画にもなっています。

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