#何もない

白み始めた夜明けの空を  何気なく見上げていると

たたみかけてくる 日々の波と 試すみたいに押寄せてくる時間

休む間もなく前を向いてきただけ  そして今も向かっていくだけ

何もない何もない僕はいつもの僕で 何もない何もない僕はいつもの僕で

何もない何もない僕はいつもの僕で 何もない何もない僕はいつもの僕で

ただ普通を装い 誰かのこと気に留めて そんな余裕さえあるはずもないのに

日々の流れは待ってくれはしない でも心のどこかに平静に過ごせる

時を求めている

時には弱音の自分を見つめ  うつむいてしまうこともあるけど

何かにしがみつき 押し寄せる波に  立ち向かっていくことの繰り返し

笑いながらそんな時間を通り越して  笑いながら流してきただけ

何もない何もない僕はいつもの僕で 何もない何もない僕はいつもの僕で

何もない何もない僕はいつもの僕で 何もない何もない僕はいつもの僕で

心も体もスランプに襲われて 休める場所などどこにもないけど

今日だけはと言い訳する弱さに落ち込む でも心のどこかに静かに休める

場所を求めている

負けずにいればいつかは救われるだろうと 本気で思っているじぶんの心

思い続けていれば救われるだろうと でも心のどこかに自分を縛らない

時を求めている

このブログでも何回か紹介したpeopleで作った一番好きな曲です。いつも口ずさんでいます。
かなり前に作った曲で、自分の心を飾らずに赤裸々に描けた言葉とメロディが好きです。

かなり自分と生活に行き詰った時に書いたものだと思います。何か、作ったというよりも自然に自分の気持ちを気張らずに表現したものなので、すらっと出てきたような思い出があります。最初に「#何もない何もない僕はいつもの僕で 」というフレーズがメロディと共に出てきました。これをスタートとしてその前半、後半を作っていきました。自分はどんなに気張っても、よく見せようとしても意味がない。本当にただの弱い普通の人間なんだ、周りに優れた人がいるのかもしれないが、そんなことは自分には関係がない、これ以上にもこれ以下にもなれないんだからそんなことを気にすることはない。
もう何年間も自分のやりたいことができていない、それをスランプといったのでしょう。でもじっと我慢するしかない、頑張って我慢すればいつかきっといい日が来るだろうと考えることが生きていく上での糧なんだろうと思っていた時なのでしょう。自分の本当の気持ちを自分の曲から教えてもらったという、なんかそういう不思議でもあった曲です。 

「何もない何もない僕はいつもの僕で 何もない何もない僕はいつもの僕で、何もない何もない僕はいつもの僕で 何もない何もない僕はいつもの僕で」と表現して曲を作ったあとに気持ちが軽くなったような思いがありました。

この詩はギターや楽器など何も使わずにできた曲です。おそらく心の飾らない本当の気持ちを素直に歌ったのでそうなったのだと思いますが、何か曲を作ったというよりも自分の気持ちをそのまま晒したということでいつ謳い返しても、素直に聞き返すことができます。少しだけでも歌を作ってられる方の参考になればと思います。 
                            https://www.youtube.com/watch?v=0GKuyh3lKcs&list=RD0GKuyh3lKcs&start_radio=1