仲の良い兄妹

peopleです

仲の良いはずだった、あの大津事件の兄妹。
今の世の中、辛いことの多くがなぜかしら子供たちへのしわ寄せとなってしまう。
本当にこの「子供不憫時代」からの脱却はできないのだろうか。
雑誌に書いてあった言葉「昭和のお母さんはなぜ元気に多くの子供を育てられたのか」って。

大津の6歳の女の子はコンビニで知らない人に「1000円貸してください」と頼んだそうだ。
17歳の兄の暴行はそれから始まったと書いてある。
兄も相当辛かったことが想像できる。
母親との3人暮らしで、母親は仕事に出ていってこの兄が年の離れた妹の世話をしていたらしい。 家族の介護や世話を担う子どもは「ヤングケアラー」と呼ばれていて、核家族化や今回のように片親家族に伴って子どもへのしわ寄せが大きくなっている。SOSを出せずに孤立する家庭や子どもも多く、本当に実態解明と支援が必要だ。だからこの時代、変な事件が多いんだ。

さっき書いていた「たくさんの子供を育てた昭和のお母さん」との違いは、昭和はそれでも父親の給料で何とか一家を賄えていたのか、お母さんも働いていた家もあっただろうが、核家族化は進んでいなかったので子供を育てる爺さん、婆さんもいただろうし兄弟も多かっただろうから。

今回、ジャングルジムからの落下ではなく、実際には、暴行を加えた17歳の兄さんもきっと妹の養育に追い詰められていたのだろう。報道ではネグレクトと言ってはいるが。これからも、或いは今でも実際には多くあるのかもしれないが、そういうことが増えていくのではと感じる。

この国は不幸なことに、何十年もの間、選挙や政争等、自分のことしか考えられない不真面目な政治家ばかりが定着し、バブルがはじけた後は、現在まで恒常的な不況が続き、給料は上がらず結果、未婚が増えたり、結婚しても貧しい家庭が多く、シングルファーザー、マザーも極端に増え、7人に1人の子供が貧しい子だったり、言いようのない世の中に没落している。

小さい子供たちが切ない
3月, 2021 / 苦しい時代に聴きたい安らぎのMUSIC、哀しみ切なさ優しさを唄う – Page 3 (sutekinapeople.com)