動物との友情

peopleです
自分の家にも可愛い白いスピッツの男の子がいるが、動物は誰にも負けないくらい好き。少し前にホームセンターのペットショップのところにいたイグアナがガラス越しに手を出すとすぐなついてきて、「連れてって、連れてって」という感じで甘えてくるのがたまらなく、しばらく休みになるたびにホームセンターに通った。ついこの間行ったときに見たら、さすがに大きくなっていたけど、人懐っこさは全然変わっていなかった。

youtubeでも時々その手のビデオを見るが、ボツアナ共和国での幼いライオンの話は有名だ。
ドイツのヴァレンタインさんという人が自然保護プロジェクトでアフリカ大陸にたどり着き、同じプロジェクトに参加のミッケルさんと出会う。2人は偶然、群れから離れて瀕死の状態だった小さなライオンの子を見つけ保護した。2人は「シルガ」と名付けたそのライオンを野生に帰すよう育てた。野生に帰さないとこの子が大変だからだ。動物の捉え方、「狩り」も教えたりして懸命に育てた。やがてこのライオンの子も成長し、自然界に帰せるぐらいに成長した。2人はこの子を野生の保護地区へと放した。


それから1年が経った頃、2人は保護地区の近くへ行って、ライオンの群れが歩いているのを見てると、その中にシルガがいた。突然シルガは二人に気づき、フェンスに駆け寄ってきた。フェンスを開けるとシルガは二人に抱きつき、嬉しそうに目を細めたという。じゃれて甘えて、1年経っているのに人間のことを忘れずに本当に人間を愛していたんだ。

またこんなペンギンの話もある。
ブラジルのリオデジャネイロの近くの島に住むおじいさんソーダさんが、ある日海岸で油まみれで衰弱したペンギンを見つけた。ソーダさんは家に連れて帰って懸命に看病したところ1週間くらいで元気になったところで海に帰してあげた。それから数か月してこのペンギンがまた戻ってきて、ソーダさんの家までついてきて11か月過ごした後、海へ帰っていった。

このペンギンは南米にいる「マゼランペンギン」だそうで、主にアルゼンチンで繁殖をするという。それ以来、ディンディンと名付けられたこのペンギンは毎年6月に戻ってきて11月に海に帰っていく生活がもう4年も経つという。 ディンディン はとてもソーダさんになついておりそばに来て、いつも尻尾を振っているという。

動物学者もこんな話は見たことも聞いたこともないという。ソーダさん以外の人が近づいても ディンディン は全く受け付けないらしい。 ディンディン がどこから来てどこへ帰っていくのかは全く不明だそうで、恐らく繁殖の時にアルゼンチンまで行くのではないかと言われているが何せアルゼンチンからこの島まで8,000kmです。とても不思議です。

ライオンやペンギンが人になつくなんて、本当に羨ましいですね。自分もそんな対象になりたかったです。きっと人間を自分の親とか思い込んでしまうのかもしれない。うちのスピッツもそうです。そういう純粋な動物って本当に大事に大事にしたいです。

ライオンの話
(55) 7年ぶりに主人に再会したライオン。その反応は? – YouTube

SONG 何もない
(55) 何もない people – YouTube