people
日本人の英語の貧しさはいつになったら解消するのであろうか?2020年に小学校3年生から英語教育が始まった。現代は何千万人という外国人が来日するが、恐らく日本の景色や食べ物に感動する人は多いであろうが、それ以上に驚くのは日本人の英語の貧しさであると思う。GDP世界第3位の国であるから、いくら何でも英語がダメとは思わないで来るのでは、そして来てびっくりというのが言わないまでも、日本への評価だと思うし、とても恥ずかしくも思う。
日本語が劣っているというのではなくて、今や英語は世界共通語であり、世界で通用する言語ということで世界中の認識が高い。英語圏でない、ヨーロッパ、アジア、アフリカでも英語が使える国は多い。日本語がどうとか英語がどうということではなく、英語が共通語であるということは日本人も認めなければいけないと思う。
確かに、日本人には文法、語順、発音などからハンデキャップは大きいと思う。ただ日本人は英語の重要性は誰もが承知している。だからきっとずっと昔から英語教育をやってきたと思うし授業もあるし、入学試験科目にもなっている。日本のように母国語が英語ではない国でもかなりの人が英語も喋れる国は多い。中学から大学まで10年間英語を習ってきて、なぜ日本人は英語を習得できないのだろう。それはやはり聴く、喋るの習慣が圧倒的に足りないのだと思う。無駄な10年間と言っても言い過ぎではないと痛感する。
入学試験の為の英語。それが最大のネックだろう。読み、書きはできる。文法もできる。でも話したり、聴いたりするのはできない。それでは何の意味もないですよね。日本人は誰でも日本語ができる。それは生まれてから物心つくまでずっと周りの親や兄弟から日本語で話して、話しかけて育ってきたから。だから英語でもその部分が欠けているんですよね。小学生3年生から6年生までずっと、英語の授業は話すことと話されることでいいんじゃないんですか。それで耳もなれるし、話すこともできますよね。読み書きは中学校からでいいと思いますが。
問題は小学校の間の教える側(日本人先生)がそこまでできるかですよね。そういう子供が大きくなり教員になるまではすべて外国人の教員を採用することを提案します。その人が日本語が喋れなくてもいいですから。