#新卒採用と時代の流れ

「新卒の新入社員が自分より高給なら転職を検討する人は7割を超えた」という新聞記事を見て、よく意味が飲み込めなかった。確かに今までの時代、昔からの不況がたたり、硬直的な給与体系は殆ど内容が変わらなかったと言ってもいいかもしれない。今や少子化時代になって、新入社員の給与を上げないと、仲々社員が取れない時代になっていることは分かっている。
でも去年,新卒で入って1年経験した人より、今年同じ条件で入った人材の方が給与が高いというのは、おかしくはないですか?

日経新聞の調査では、2026年新卒の給与が前年に比べて引き上がると答えた回答者は50%に上ったという。
新卒と自身の#給与逆転 にはネガティブ回答も多い一方で、新卒の給与引き上げへの賛否については賛成が73.5%と前向きな回答が多かったという。引き上げの必要性も認識されており、「必要だと思う」は78.2%だった。
新卒の方が給与が高くなる状態は多くの人が納得できない一方、「条件次第で納得できる」との回答が25.8%あった。納得できる条件の1つが新卒との差額という現実的な問題であろうし、またもう一つ大きな問題もある。

(日経新聞記事より)

今までの状況では新入社員は先輩から仕事を習い、どちらかというと補助的な業務をこなす時期があったと思う。
時代は変わり、例えばインターンシップなどを利用して、学生時代からある企業に入り、勉強をして専門性を付けて入社してくる者も増えてきていると聞いている。
そうなると私たちの新入社員時代とは大きく変わり、百人が百人みんなヨーイドンで殆ど真っ新な状態から会社に入るのではなく、かなり専門性な知識や力を持った社員が入るということになると既存社員との給与も逆転ということも有りうるかもしれない。

またもう一つ、従来のように新卒一括採用ではなく、#年間採用 がかなり増加している。
日経新聞の記事によれば、2026年度の採用計画での#中途採用比率 は50.3%と過半になるような時代となっている。長期間の育成を前提としたかつての新卒採用が主体の日本の採用方式はもう昔のものと考える時代になっているんですね。
そういう考え方であると、当然転職する人はある程度のキャリアと専門性や知識、技術を持った人であるから、それなりの給与を期待するであろうし、また企業の方でもそれなりの給与体系で迎えないといい人材が取れないという、欧米なりの社会に変革していくのだと思う。従って、入社後の昇給ペースも従来の年功ではなく、獲得したスキル、技術、知識、人間性などに応じて決まる企業が増えていくでしょう。

#終身雇用 が普通であったころは、新卒で就職した会社が生涯のキャリアや収入を左右してきたことが、時代と共にまた国際社会に並んで転職が一般的になっていって、卒業直後に入った最初の会社の重要性は低下していくのであろう。


また一方、社員が知り合いなどを紹介するという#リファラル採用 を導入している企業は約半数に上ったという。従業員の定着率が最も高い採用方法は「リファラル採用」19%で、「ハローワークを通した中途採用」は12%で、「新卒採用」は10%であるという。
やはり、そのあたりにも時代の流れがはっきりと読み取れるような気がする。

*何もない
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